なぜ、手帳とうまくつきあえないのか。 前回はその原因を「手帳術インストールしすぎ説」に求めた。そしてこれ以外にも原因はある。少々前振りが長くなるが、今回はまずこれに触れたい。 手帳に書くのは「おそれおおい」? そもそも日本の手帳は、発行元の共同体がそこに所属する構成員に配布するものだった。手帳が白いと正体不明の罪悪感を感じるのは、この辺にも原因がある。つまり、もともと国家や企業、地方公共団体や学校などから支給されたものには、なにやら“おそれおおい”意識が働く。ノートであればためらわないはずの「記入」という作業が、なにやらハードルの高い行為になってしまうのだ。 平成不況によって、企業がその構成員に配布していた「年玉手帳」が減少した。そのぶんだけ手帳の市場は広がった。だが、市販のビジネスパーソン向け手帳は、手帳のそういった出自を暗黙のうちに引きずっている。特定企業の社訓などが書いていなくても、
By: Dave Fayram – CC BY 2.0 さて、二回目です。今回は知的生産における「行程」について考えたいと思います。 知的生産において、どのような行程があるのかということに加えて、その行程において参考になる文献をいくつか紹介していきます。知的生産のマッピングと入門参考文献のブックガイドとして読んでもらえば幸いです。そして、これからの知的生産において重要な「テーマの設定」について、すこし詳しくみていきます。 一般的な生産過程と比較 一般的な生産(物的生産)の過程には簡略化すれば以下のような行程の流れがあります。 (設計図を書く) 原材料を仕入れる 原材料を加工する でき上がった製品を出荷する これを知的生産に置き換えてみると (テーマを見つけ出す) 知識・情報を仕入れる 新しい「考え」を生み出す 「考え」をまとまった文章に書き出す となるでしょう。実際は一連の作業はもうすこし
今回から2回にわたり、インターネット時代における情報管理・情報整理についてトレンドを踏まえて解説し、実際の方法を取り上げます。 まず質問をさせてください。 Web 2.0という用語が語られてすでに“久しい”という感覚がITのスピードをまさに表しているのではないでしょうか。梅田望夫さんの著書『ウェブ進化論』は、2006年2月が初版でした。当時、「Web 2.0ってなんだ?」と多くの人が思ったわけですが、今は説明に難義であっても定着しています。また、最近は「クラウド」ですね。IT関連のセミナーにおいて「クラウド」をテーマにすれば集客が容易のようです。 元々、Webは“蜘蛛の巣”、クラウドの“雲”と日本語読みが同じであることはおもしろい符合です。Web 2.0以降では、情報提供元はサーバのみでなく参加者も提供側となり“あちら側”の情報は奔流のように増大しています。 一方、発売
Tweet 無料のメモツール「Evernote」を使用して、iPhoneやPCからメモやニュースを「いつでも、どこでも、何度でも」閲覧できる方法をまとめてみました。日々増えていく膨大な情報を効率よく振り分けてEvernoteに集約します。 Evernoteは私の中でiPhoneに無くてはならないアプリの一つ。タグ付けや検索機能により、全ての情報の管理が簡単になります。尚、以下の方法を行う時は、Evernote登録時に送られて来るメールアドレス「〜@m.evernote.com」をiPhoneの連絡先に登録しておくと便利です。 OneNote アイデアメモツールとしてのOneNote。 さっと打ち込んでメールで転送する。 OneNoteとEvernote 無料テキストエディタの同期機能が最強 FastFinga 手書きメモツールはFastFinga。 緊急のメモもメールで転送する。 Happ
私が全ての情報を詰め込んでいるEvernoteへのWeb情報の集約方法をまとめてみました。Evernoteを使った全ての情報集約に関しては以下の記事をご覧下さい。 Evernoteと6つのアプリを使った情報集約術 [2010.05.21追記] 最新の方法をUPしました。現時点では下記の方法で運用しています。 情報の収集、閲覧、集約は全てGoogleリーダーに任せることにした。 使用機器 ・iPhone 3G ・iMac 使用サービス ・Twitter (http://twitter.com/) ・Googleリーダー (http://www.google.com/reader) ・あとで読む (http://atode.cc/) ・Evernote (http://www.evernote.com/) 使用アプリ ・Twittelator (iPhone): 450円 ・Byline (i
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