今月21日未明に、心不全のため66歳で急死した俳優の大杉漣さん。 「第一報が通信社から流れたときは、思わず“嘘だぁ”って声がスタッフルームにもれましたね」 情報番組ディレクターが驚きを隠さない唐突の訃報。病歴や体調異変などが報じられたことがないだけに、衝撃的なニュースだった。 すぐさま、取材記者が動き出すが、遺族に対してフジテレビが無茶を押し付ける取材場面があったという。 「何はともあれ、まずは自宅に行くということで、都心にある一軒家に各局の取材クルーや新聞記者さんが集まりだしたんです。しばらく張り込みをしていると、長男でカメラマンの大杉隼平さん(35)が、仕事で新潟から急きょ帰京したということで、報道陣に対応してくれたんです」 と情報番組撮影スタッフが振り返る。 その際、現場に駆け付けていたテレビカメラは、日テレ、TBS、テレビ朝日の3台だったという。 「フジテレビがいなかったのですが、