日本記者クラブでの党首討論で、朝日新聞坪井ゆづる論説委員と安倍総理大臣が加計問題の国会審査に関わる報道についてやりあった。安倍総理大臣は八田達夫国家戦略特区諮問会議議員や加戸守行前愛媛県知事の発言が報道されていないと批判し、坪井論説委員は「しています」と反論した。どちらが正しいか、朝日新聞記事データベースを用いてファクトチェックした。 7月10日の閉会中審査の翌日紙面をキーワード「加計学園」で検索すると12件の記事が見つかる。総文字数は16127文字である。「前川喜平」では5件10438文字の、「加戸守行」では2件5889文字の記事が出てくる。 「加戸守行」のうち1件4000文字の記事は『加計学園問題、閉会中審査 やり取り詳報』である。他の1件1889文字の記事は「閉会中審査に参考人として出席した加戸守行・前愛媛県知事が今治市での獣医学部の必要性に触れたことについては、「私たちの思いを代弁