シリア北東部で軍事訓練を行う親トルコ派の反体制派戦闘員ら(2021年1月14日撮影、資料写真)。(c)AAREF WATAD / AFP 【5月28日 AFP】リビアや係争地ナゴルノカラバフ(Nagorno-Karabakh)などの紛争地で戦うシリア人傭兵(ようへい)の多くが、賃金を搾取されているとする報告書が27日、発表された。彼らを外国の戦場に送り込んでいるのは、10年間に及ぶシリア内戦で暗躍した二大外国勢力であるトルコとロシアのブローカーだ。 2019年後半以降、傭兵としてトルコとロシアに直接的・間接的に雇用されたシリア人戦闘員は数千人に及ぶ。 「シリア正義と説明責任センター(SJAC)」は「真実と正義のためのシリア人(STJ)」と共同で、搾取されるシリア人傭兵の雇用状況について調査した。 シリア人傭兵のうち最も大きな割合を占めるのは、トルコの影響下にあるシリア北西部に流れ着いた元反
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