神戸市も舞台となるNHK大河ドラマ「平清盛」を「画面が汚い」と酷評した兵庫県の井戸敏三知事は16日の記者会見で、第2回放送(15日)について「ドラマの展開などが非常に期待ができ、おもしろくなっていきそうだなという印象だった」と発言を“軌道修正”した。ただ、画質については「少し明るい画面に(NHKに)検討していただけたらと思う」と述べ、評価を変えなかった。 井戸知事の酷評には批判的な意見が全国から約300件寄せられたが、井戸知事は「それは当たり前だろう。賛成の人は(意見を)わざわざよこさない」と指摘。「(大河ドラマは)作品なので、いろいろな見方があってしかるべきだ」と説明した。【石川貴教】