リビア・トリポリ(Tripoli)で記者会見するリビアのシュクリ・ガネム(Shukri Ghanem)石油相(当時、2011年3月19日撮影、資料写真)。(c)AFP/MAHMUD TURKIA 【4月30日 AFP】前年の内戦のさなか亡命していたリビアのシュクリ・ガネム(Shukri Ghanem)前石油相(69)の遺体が29日、オーストリアのドナウ(Danube)川で見つかった。現地の警察が発表した。 警察は、遺体に暴力を受けた痕はなく、気分が悪くなって川に転落した可能性があるとしている。死因を特定するため検視解剖が行われる予定。 ガネム氏は2006年から2011年までリビアの石油相を務めたが、2011年5月中旬にムアマル・カダフィ(Moamer Kadhafi)大佐の政権から離反し、車で隣国のチュニジアに入った。 同年6月にイタリアのANSA通信を通じて亡命を発表し、オーストリア・ウ