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ブックマーク / natgeo.nikkeibp.co.jp (14)

  • 米議会乱入事件、政治家たちが発した19の言葉

    1月6日水曜日、ドナルド・トランプ大統領の支持者たちが米連邦議会議事堂の外に集まった。議員たちが2020年の大統領選の結果を認定しようという時、反乱者たちが建物を襲撃した。(PHOTOGRAPH BY TAYFUN COSKUN/ANADOLU AGENCY VIA GETTY IMAGES) 米国で起きた前代未聞の議会乱入事件。インターネット上には様々な感情が吹き荒れ、騒然となった。ツイッターはトランプ米大統領のアカウントを停止、その中には選挙を「盗まれた」とし、米連邦議会議事堂を襲撃した暴徒たちを「特別な人々(special people)」と呼んだ動画も含まれていた。 米国時間の1月6日午後、反乱者たちが建物に侵入した。バイデン氏の勝利を認定する審議を中断させ、議員らを一時避難に追い込み、幾人もの死者が出た。政界からは非難の声が噴出し、民主党議員だけでなく多くの共和党議員からも、自身

    米議会乱入事件、政治家たちが発した19の言葉
  • 死海文書、羊皮紙のDNA分析に成功、解読の新たな鍵に

    2000年前の羊皮紙の破片から動物のDNAが抽出された。写真はヘブライ語聖書イザヤ書の一部。(PHOTOGRAPH COURTESY SHAI HALEVI, THE ISRAEL ANTIQUITIES AUTHORITY) 2万5000ピースの古代の「羊皮紙」からなる死海文書は、世界で最も手ごわいジグソーパズルの一つだ。研究者たちは何十年もの間、2000年前の断片をつなぎ合わせようと努力してきた。断片の大部分は1940〜1950年代、死海沿いのクムランと呼ばれる遺跡に点在する11の洞窟で発掘されたものだ。 死海文書はヘレニズム・ローマ期、すなわち紀元前3世紀〜紀元1世紀に記されたとされ、聖書の文章だけでなく、さまざまな聖歌、祈りの言葉、啓示が含まれている。クムランは古代のユダヤ教の宗派であるエッセネ派の拠点だった。 このたび、イスラエル、スウェーデン、米国の研究者からなるチームが、その

    死海文書、羊皮紙のDNA分析に成功、解読の新たな鍵に
  • ドイツは2度降伏した、第二次大戦の知られざる真実

    1945年5月8日、ドイツの無条件降伏が発効したことを祝う米軍兵士たち。ソ連を率いていたスターリンはこの翌日に2回目の降伏調印式を行わせた。(PHOTOGRAPH BY HULTON-DEUTSCH COLLECTION, CORBIS/GETTY) 1945年5月7日、ドイツはフランスのランスで連合国に対して無条件降伏し、第三帝国は終焉のときを迎えた。 それとも、終焉のときは5月9日のベルリンだったのか? それはどちらも事実だ。対立するイデオロギー、ソ連と他の連合国との軋轢、そして第一次世界大戦後に残った禍根によって、ドイツは実際に2回降伏した。 ヒトラーの死と最初の降伏 1944年から45年にかけて、連合国の勝利がますます確実になり、米国、ソ連、フランス、英国はドイツ降伏の条件について検討を重ねていた。しかし、1945年4月30日にアドルフ・ヒトラーがベルリンの地下壕で自殺して独裁に終

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  • ヒトラー最後の賭け「バルジの戦い」 生存兵が語る地上の激戦

    1944年12月、ドイツ軍は追い詰められていた。同年6月のノルマンディー上陸以降、連合軍はヨーロッパで快進撃を続け、ドイツ国境まであと一歩というところへ迫っていたが、その頃はもう何週間もヒトラーの軍と格的な戦闘を交えていなかった。 (参考記事:「ナショジオのまとめ あの戦争を忘れない」) ベルギーのアルデンヌの森で、仲間とともにいた米軍歩兵のクリス・カラワン氏は、道に迷ったと思われる2人のドイツ兵を捕らえた。そのうちのひとりは、ほぼ完璧な英語を話した。 「今すぐここを撤退した方が身のためだぞ」。そのドイツ人はカラワン氏に警告した。「お前らを海へ追い落とそうと準備中なんだ」 カラワン氏らはこの警告を上官に伝えたが、取り合ってもらえなかったという。負け犬が大きな口を叩いているだけだと、鼻で笑われた。国境の向こうの森で機械音が鳴り響いていたが、それは第三帝国(ナチス・ドイツ)が退却する音であり

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  • 9万5000人が今も米国海上で待機、船内感染の脅威

    4月15日、疾患のため飛行機に乗れなかった人たちを乗せ、オーストラリアから英サウサンプトンに到着した大型クルーズ船クイーン・メリー2号。新型コロナウイルス感染症は世界に広がり、感染者は240万人、死者は16万人を超えている。(PHOTOGRAPH BY NAOMI BAKER, GETTY IMAGES) 今週、世界の海上で待機状態にあった3隻のクルーズ船から、約3500人の乗客がようやく下船する。乗客計1880人を乗せたパシフィック・プリンセス号とMSCマニフィカ号は、それぞれカリフォルニアとフランスの港に入り、下船した人々はそのまま自宅隔離に移る。 コスタ・デリチョーザ号は2000人近い乗客が船内に残っていたが、月曜日にバルセロナで大半の乗客を下船させた後、イタリア人乗客453人を乗せてジェノバへと戻っていく。この船は先週、健康状態が悪化した乗客1人をイタリアのマルサラ港で下船させた後

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  • ギャラリー:地球の美も痛みも一目瞭然 パラグライダーとドローンで撮った絶景 写真23点

    サウジアラビアの首都リヤドにある高さ302メートルのキングダムセンター。豊富かつ安価な石油で成り立つ王国の都市を反映している。2002年の完成当時はサウジアラビアで一番高い超高層ビルだったが、今では5番目になった。 (PHOTOGRAPH BY GEORGE STEINMETZ) 中国の江蘇省盱眙県で毎年行われるザリガニをべるお祭りには、何千人もが集まる。ザリガニは高タンパクで、中国では需要の高まりを受け、1990年代から養殖されてきた。盱眙県だけでも130平方キロを超える養殖池がある。ザリガニはもともと丈夫なため、殺虫剤は使われていない。(PHOTOGRAPH BY GEORGE STEINMETZ) 米オレゴン州沖50キロほど、65トンものシロガネダラ(メルルーサとも呼ばれる)を漁獲するC/Pアラスカ・オーシャン号。長さ115メートルのトロール工船。乗組員150人が、獲った魚を船上で

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  • 車では入れない オランダの可愛らしい水の村

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  • ツタンカーメン王墓の「隠し部屋」、迷走の真相

    ツタンカーメン王の石棺のそばで、レーダースキャンについて話をする考古学者のニコラス・リーブス氏、上野由美子氏、そしてカイロ大学のレーダー専門家アバス・モハメッド・アバス氏。(PHOTOGRAPH BY KENNETH GARRETT, NATIONAL GEOGRAPHIC) 5月上旬、第2回ツタンカーメン大エジプト博物館会議がエジプトのカイロで3日間にわたって開催され、3月に実施されたツタンカーメン王の墓に関する最新の調査結果が最終日に明らかになった。 2015年、墓にはまだ発見されていない隠し部屋が存在するのではないかとの説が浮上し、その後2回にわたって玄室の壁をレーダーでスキャンする調査が行われていた。しかし意外なことに、2回目のスキャンを分析したところ、最初のスキャンとは相反する結果が示されたという。 「現時点では、最終的な結論は出ていません」とカレード・アル・アナニ考古大臣は語り

    ツタンカーメン王墓の「隠し部屋」、迷走の真相
  • 古代エジプトの「税を決める井戸」が見つかる

    古代の港湾都市トゥムイスの遺跡で発掘された石の階段。ナイル川の水位を測るために使われていたナイロメーターの一部だ。(PHOTOGRAPH BY GREG BONDAR, TELL TIMAI PROJECT) エジプトのデルタ地帯にある古代都市トゥムイスの遺跡で、米国とエジプトの考古学者がナイロメーターと呼ばれる構造物を発見した。紀元前3世紀につくられたと思われるこのナイロメーターは、約1000年間にわたり、毎年氾濫するナイル川の水位の測定に使われていた。現存が確認されているナイロメーターは20程度しかない。 米ハワイ大学の考古学者ジェイ・シルバースタイン氏は「エジプトでは、ナイル川のない生活は考えられませんでした」と話す。シルバースタイン氏は研究チームの一員として、地域の中心都市マンスーラからほど近いトゥムイスの遺跡で発掘調査を行っている。「このナイロメーターはもともと神殿の施設だったの

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  • 9500年前の奇妙な頭蓋骨、顔の復元に成功

    【動画】エリコの頭蓋骨 9500年前の「エリコの頭蓋骨」の顔を復元するために研究者らがとった手順をたどることができる。 大英博物館で最も貴重な遺物の1つ、約9500年前の「エリコの頭蓋骨」。祖先崇拝の儀礼のために、一部が切り取られ、しっくいによる装飾がほどこされた骨から、このたび元の男性の顔の復元に成功した。

    9500年前の奇妙な頭蓋骨、顔の復元に成功
  • ナチスによる原爆開発はこうして阻止された

    1943年の出来事を再現した1948年のドラマより。ナチスに占拠されたヴェモルクの重水工場を爆破するため雪原を渡るノルウェーの工作部隊。(PHOTOGRAPH BY HERO FILM/RONALD GRANT ARCHIVE, ALAMY) 1943年2月27日深夜、ナチス支配下にあったノルウェーの重水工場爆破任務を負った9人の破壊工作員が、夜の闇にまぎれて険しい崖をよじ登っていた。 カーク・ダグラス主演のアクション映画『テレマークの要塞』(1965年)は、この実話が基になっている。しかし、実際に起こったことはハリウッド映画よりもはるかに複雑で、はるかに壮絶なものだった。 米国の作家ニール・バスコム氏の最新著書『The Winter Fortress: The Epic Mission To Sabotage Hitler’s Atomic Bomb (冬の要塞:ヒトラーの原爆を破壊せよ

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  • 第4回 フライト19編隊

    冷戦時代の幕開けを迎えた大西洋上空での「フライト19」の失踪事件は、その奇妙な状況から、歴史上もっとも不可解な航空機事故の一つとなった。その最後を示す物的証拠がないために、ますますミステリアスな様相を深め、いわゆる「バミューダ・トライアングル」の存在を示す重要証拠の一つとなっている。 1945年12月5日午後2時10分。フロリダ州フォートローダーデールの海軍基地から、5機のTBMアベンジャー雷撃機の編隊、「フライト19」が飛び立った。彼らの任務は通常の訓練飛行で、2時間ほどで基地に無事帰還するはずだった。搭乗員は合計14名、隊長のチャールズ・キャロル・テイラー中尉は数千時間の飛行経験を持つベテランだった。 グラマン・アベンジャーの初陣は1942年の太平洋におけるミッドウェー海戦だった。この写真は、その年の9月にバージニア州ノーフォーク上空を飛行中のアベンジャーの飛行中隊。(United S

    第4回 フライト19編隊
  • 火山島、香港地下に超巨大火山

    中国当局は8月30日、香港の地下に古代の超巨大火山が存在すると発表した。画像の岩石質の島をはじめ、香港の大部分やビクトリア・ハーバーも含まれており、カルデラの直径は18キロにも及ぶという。かつては大規模な噴火が発生していたが、香港の住民にとって危険はない。香港特別行政区土木開発部(CEDD)によると、1億4000万年前に噴火し、大部分が海洋に崩れ落ちて以降は死火山になっているという。「むしろ最も心配なのは、観光客がボートに乗り込み、湾内の岩石質の島に行くことだ。この島々には観光客用の設備は何もないので、上陸は控えた方がいい」と地質学者のデニス・タン(Denise Tang)氏は香港政府のテレビ番組で話している。 Photograph by Zhao Yusi, Xinhua/ZUMAPRESS.com 中国当局は8月30日、香港の地下に古代の超巨大火山が存在すると発表した。画像の岩石質の島

    火山島、香港地下に超巨大火山
  • 海面上昇は予想を上回るペース、NASA

    NASAの人工衛星は、1992年から2014年までの地球の海面水位の変化を測定してきた。地球儀上の青い色の海域では海面水位は低下していて、オレンジ色と赤の海域では上昇している。1992年以降、地球の海面水位は平均で約8cm上昇している。(Video courtesy NASA’s Scientific Visualization Studio) 地球の海面水位は毎年着々と上昇している。氷河や氷床の融解、それに海水が熱膨張することにより、海面水位は100年前に比べて平均約20cm上昇した。しかしこの変化はまだ始まったばかりだ。海面はどこまで上昇するのだろうか? 8月26日、NASAの科学者は1992年以降に世界の海面水位が平均8cm上昇したと発表、従来の予想が甘かったことを指摘した。今後、温室効果ガスの排出量が増加せず、気温上昇が2℃以内に抑えられたとしても、世界各地の沿岸部の地形が一変する

    海面上昇は予想を上回るペース、NASA
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