Linuxを使っている限り必ず使うのがcpコマンドだ。ファイルやディレクトリをコピーするのに使う。 本日はLinuxのcpコマンドの使い方について詳しく解説した。 知っているオプションも多いだろうが、意外と知られていない便利なオプションについてもまとめている。 Linuxを使うエンジニアは参考にして頂ければと思う。 ファイルやディレクトリをコピーするcpコマンドの基本 通常のコピー cpコマンドはcopyの略で、そのままファイルをコピーするためのコマンドだ。基本的な書式は次のようになる。 $ cp コピー元 コピー先 例えば次のような形だ。 $ cp fileA.txt fileA_copy.txt これでコピーが完了する。 もちろん別のディレクトリにもコピーはできる。次の例はdirディレクトリにコピー先を指定している。 $ cp fileA.txt dir/fileA_copy.txt