唐沢俊一の実弟である唐沢なをきが、かつて『まんが極道』で盗用をテーマにした話(第22話『パクリ!!』)を描いたことについて「兄の事件と関係があるのか?」と一部で物議をかもしたことは記憶に新しい(ついでに村崎百郎の不自然なスルーっぷりも面白がられた。詳しくは2008年9月8日の記事を参照)。で、『まんが極道』の最新刊である3巻でも、同じように盗用をテーマにした話があって、腹が痛くなるほど笑ってしまった。というわけで今回は『まんが極道』第34話『トレース!!』の紹介をしてみようと思う。 「マイナーな漫画」から絵をトレースしてついでに話もパクった作品が漫画の新人賞を受賞するところからこの話は始まる。 …なあーんだ チョロいもんだな この業界 考えてみれば編集者は別に漫画のことなんでも知ってるわけじゃないんだし あの程度のトレースなら全然OKだったのだ あービクビクして損しちゃったあ 新人賞を受賞