北朝鮮で初めて女性として超音速戦闘機のパイロットになったリム・ソルさんが昨年11月、戦闘飛行訓練中の墜落事故で死亡したと、デイリーNKの内部情報筋が伝えてきた。 平壌市の情報筋は6日、韓国デイリーNKに対し、「元帥様(金正恩党委員長)の現地指導の際、模擬戦闘飛行を行ったことのあるリム・ソルが昨年11月中旬、搭乗機の墜落爆発事故で死亡した」と伝えた。 「事故の瞬間」映像もリム・ソルさんは2014年11月、同僚のチョ・グムヒャンさんとともに、金正恩氏の前で飛行訓練を行ったことが、北朝鮮メディアで大々的に紹介された。朝鮮中央通信によれば、金正恩氏はこの際、「わずか数カ月前に女性追撃機飛行士養成の課題を与えたが、今日、このように立派に成長した女性追撃機飛行士たちの勇敢無双の訓練ぶりを見るととても満足でうれしい」と語ったという。 一方、事故が起きた昨年11月には、北朝鮮メディアが16日付で、金正恩氏