中川八洋ゼミ講義 皇統の悠久護持と祖先からお預かりしている領土を死守し、新生児250万人(年)の回復に命も財産も惜しまない、日本民族の永遠と憂国の熱誠に燃える真正日本国民が一大集結する、“高貴な自己犠牲の精神”に立つ、“保守主義の叡智を磨く教場” 筑波大学名誉教授 中 川 八 洋 日ソ中立条約に違背する1945年8月9日未明に始まるソ連軍の侵略に対し、170万人と推定される在満州の一般邦人は、満州帝国の実質的な政府である日本帝国陸軍・関東軍の非道の殺意から、日本国への無事送還すら可能だった保護を僅かも与えられず、地獄に叩き落された。つまり、“究極の遺棄”で遺棄された。 「関東軍は、一般邦人に救いの手を差し延べる余裕がなかったから遺棄せざるをえなかった」、ではない。関東軍は、一般邦人170万人が、ソ連軍や支那人暴民に「略奪され、レイプされ、殺される」地獄を観て愉快犯的に快楽したく、野獣のロ