普通の人間にはついていけない奇抜すぎる芸術作品の数々をご紹介します。 アートの世界というのは、常人には理解できないことが珍しくありません。 むしろ、簡単に理解できるようなら、それは「アート」とは呼べないのかも知れません。 一見しただけでは、分けがわからない。 それそがアートなのでしょう(……多分)。 〈originally posted on March 13,2017〉 1 自分の血液で造った彫像 イギリス出身の視覚芸術家であるマーク・クインが、1991年から5年ごとに制作している作品に『セルフ』という名の彫像があります。 自分の頭部をかたどった彫像ですが、普通とは大きく異るのが、人間の血液を固めて作られているという点。 5ヶ月以上をかけて自分の身体から採取した、約4.5リットルの血液を型に流し込み、それを固めて完成させているのです。 最初に制作されたものは、13000ポンド(約180万