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  • 【心理学部】拡大自殺と無差別大量殺人|関西国際大学

    2021年12月にJR大阪駅の北新地近くで発生した心療内科での放火殺人に関連して、拡大自殺という用語がマスコミ報道では日常的に使われていた。拡大自殺とは、精神医学で用いられる用語であるが、無差別大量殺人、自爆テロ、無理心中(恋人、親子、介護関係など)まで広範囲にわたり(片田、2017※1)、定義が十分には確立されているとはいえない。 来は、他者を同意なく巻き添えにして殺害して、自分も死のうとする行為を拡大自殺と呼ぶはずである。しかしながら、無差別大量殺人の場合、その場で容疑者も自殺することもあれば、自分では死にきれないので、大量に人を殺めることで死刑判決を求めるケースも含まれている。後者は、自殺するにしても、自分ひとりで死ぬのは「あまりにも惨めで、馬鹿馬鹿しい」と考えるタイプである。また、殺害の対象に、普段から恨みを抱いているとは限らず(池田小学校事件)、全く無関係で手当たり次第に殺害す

    navix
    navix 2023/05/05
    “本来は、他者を同意なく巻き添えにして殺害して、自分も死のうとする行為を拡大自殺と呼ぶはずである。しかしながら、無差別大量殺人の場合、”
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