群馬大学医学部附属病院で腹くう鏡手術を受けた患者8人が手術後に死亡した問題で、調査委員会のメンバーとなった学外の委員3人が、いずれも最初の1回しか出席を求められず、患者を執刀した医師への聞き取り調査の内容も知らされていなかったと話していることが分かりました。患者が死亡した経緯などについて十分議論出来なかったと話す委員もいて、事故原因の調査が十分にできたのか疑問が出ています。 最終報告書は、学内と学外の委員12人でつくる調査委員会がまとめましたが、NHKが学外の委員3人に取材したところ、いずれも大学側に出席を求められたのは、9回あった会合の1回目だけで、その後の会議の議事録や患者を執刀した医師の聞き取り調査の内容については知らされていなかったと話しました。委員の中には、患者が亡くなった原因の究明や問題の発覚が遅れた経緯について十分な議論ができなかったと話す人もいて、8人もの患者が死亡した医療
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