仏カーン(Caen)郊外にあるスーパーに陳列された鶏肉(2006年2月22日撮影、資料写真)。(c)AFP/MYCHELE DANIAU 【6月17日 AFP】英当局は16日、調理前に鶏肉を洗うことについて、一般的な認識とは逆に食中毒の原因になる可能性があるとして消費者に注意を呼びかけた。 英食品基準庁(Food Standards Agency、FSA)の調査によると、英国人の44%が調理前に生の鶏肉を洗っている。 未調理の鶏肉を洗うとカンピロバクター菌が周囲に飛び散る可能性があるが、その事実を知っていたのは、調査対象となった成人4540人のうちわずか28%だった。カンピロバクター菌は、英国で発生する食中毒の最大の原因となっているという。 鶏肉を洗う理由で最も多かったのは「汚れや細菌を取り除くため」で、こうした認識は各家庭で代々伝えられているという。 しかし実際には、鶏肉を洗う行為により
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