通信教育大手ベネッセホールディングス(岡山市)から約760万件の顧客情報が漏えいした問題で、警視庁は17日、顧客データベース(DB)を管理する外部業者のシステムエンジニア(SE)、松崎正臣容疑者(39)=東京都在住=が関与した疑いが強まったとして、不正競争防止法違反(営業秘密の複製)容疑で逮捕した。男は警視庁の任意聴取に「持ち出した顧客情報は名簿業者1社に売却した」と供述しており、同庁は情報を不正に開示した容疑でも追及する。 捜査関係者によると、男は今年6月、DBの操作端末があるベネッセのグループ企業「シンフォーム」(岡山市)の東京支社(東京都多摩市)で、自分のIDを使ってDBに接続。貸与のパソコンを使って顧客情報をダウンロードし、私物の記憶媒体にコピーした疑いが持たれている。 これまでの任意聴取に対し、男は昨年12月から情報流出が発覚する直前の今年6月まで、顧客情報を持ち出していたこ
中国にある同社グループの製造拠点から国内に生産を移管したのは、業務用空調機器「スカイエア」の日本市場モデル。もともと国内で生産していた品目だった。同社は業務用空調機器を国内では堺製作所(大阪府堺市)で生産しているが、今回の品目は滋賀製作所で手掛ける住宅用空調機器にサイズや構造が近いため、堺ではなく滋賀製作所に移す。 同社は昨年末、提携先の中国・格力電器<000651.SZ>に委託していた日本市場向け住宅用エアコンについて、国内の低価格帯モデルの4分の1に相当する年間25万台分の生産を滋賀製作所に移管した。円安によるコスト上昇が主因。今回の生産移管はこれに次ぐもので、国内回帰を加速させることで、為替変動リスクの低減や供給面でのリードタイムの短縮につなげる。ダイキンの14年度における住宅用エアコンの生産台数計画は、世界全体で585万台(前年度生産台数は520万台)。うち国内市場向けは、消費税増
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