どこから見ても金色に思えますが、よく見ると一番下の初層だけは金色ではありません。 これは、足利義満の政治的な意図によるものとされています。 政治的な金閣寺と文化的な銀閣寺 そして、こちらが金閣の上にいる鳳凰です。 鳳凰も見事に金色であります。 さて、さきほど金閣は火災で焼失したと述べましたが、屋根の上の鳳凰は火災を免れています。 偶然にも、火災の数日前に修理のため、鳳凰を取り外していたんですね。 ということは、金閣の鳳凰だけは、足利義満が創建した当時のものと思ってしまいますが、そうではありません。 昭和62年に金閣は漆の塗替えや金箔の張替えが行われており、同年に鳳凰も修復が行われています。 黒谷美術株式会社の以下のページによると、現在の鳳凰は3代目で鳳凰の原型をもとに鋳造しているそうです。 金閣寺鳳凰 | Gallery | 黒谷美術株式会社 – 銅像・胸像・モニュメント制作 したがって、