ユダヤ人救出は妨害行為と抗議するドイツ。それを決断した樋口季一郎は陸軍内での失脚を免れる。その理由は、陸軍士官学校の先輩・東條英機の勇敢な対応にありました。 1938年の満州国、樋口季一郎が陸軍内での地位を失う覚悟で行ったユダヤ人の救済について、ドイツから「妨害行為だ」と抗議されてしまう日本。しかし、この抗議書が届けられても、樋口は陸軍から失脚することはなかった。ドイツとの国交に亀裂を生じさせる選択をした樋口は、なぜ処分されなかったのだろうか? 産経新聞論説委員の岡部伸氏が、ドイツから抗議書を受け取ったその後について語ります。 ※本記事は、岡部伸:著『至誠の日本インテリジェンス』(ワニブックス:刊)より一部を抜粋編集したものです。 ドイツから樋口季一郎中将の「暴走」に対して抗議書 日本が協力したオトポールでのユダヤ人救済について、後日、日独防共協定を結んでいたドイツのリッペントロップ外相か
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