少子化に伴い人手不足が業界を問わずに叫ばれています。しかしまとまった数の正社員希望者がいるにも関わらず、企業からほぼ見向きもされていないのが就職氷河期世代です。就職氷河期世代は1975年から1985年に産まれた人が該当すると言われています。正社員ポジションの募集に恵まれなかった時期です。
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今回はエンジニアバブルの背景を整理することで、また大なり小なり起きるであろうバブルに備えることを目的としてまとめます。 有料設定していますが、最後まで無料でお読みいただけます。もしよければ投げ銭感覚で応援をお願い致します。 エンジニアバブルとは何かIT業界では新興の業界ということもあり、大小のバブルが発生しやすい特徴があります。この20数年の日本国内を振り返っても下記のようなものがありました。 ITバブル(1999-2000年) クラウドバブル(2010年前後) ソーシャルゲームバブル(2010年代前半) AIバブル(現在) このコンテンツで言うエンジニアバブルとは、プログラマを中心としたエンジニアが売り手市場となり、待遇が右肩上がりで提示されやすい状況を指します。エンジニアバブルでは求人倍率が上昇し、即戦力採用が活発化しました。提示年収が現年収比 1.25倍を超えたりすることも多々ありま
HR界隈のTwitterを見ていると毎日誰かしら炎上している印象です。特に新卒界隈は危ういです。新卒採用担当(リクルーター)が就活生相手にやらかしていたり、かと思えば新卒紹介会社のトップが失言をしていたりします。これは何故なのでしょうか。 今回は新卒採用に関わってきた一人として自身の観測範囲のお話をします。例によって特定の企業を指定したものではありません。そして企業はどうするべきなのかについてお話していきます。 新卒HR界隈がまた燃えてるけど、個人の見解としては 1. 母集団1(自分)の就活体験からスタート 2. 上を成功体験と捉える 3. 対象を「新卒」なので相対する年齢層が+-2年程度 4. 通年対応でルーチンワーク 5. 多くの場合、入社がゴール 入社後に継続して興味を持たないと担当者の視野が狭くなる。 — 久松剛/IT百物語の蒐集家 (@makaibito) March 12, 2
月末になると増える「卒業」こと退職報告。SNSで見ているとベンチャー所属の方のほうが多く、新卒から1-2年で卒業報告される方が多い印象です。特に総合職は多いです。 卒業報告をされている方々の元所属企業を見ると「圧倒的成長」など成長を謳っているケースが多いです。近年では求人票などに「圧倒的成長」と書こうものなら長時間労働が連想されるとして揶揄の対象となりますが、依然として何らかの「他社より早い成長」を謳い文句にするケースは少なくありません。観察機会が多かったこともあり、今回はこのあたりについてお話をしていきます。 一部ベンチャー企業の謳う「圧倒的成長」と2-3年の「卒業」報告。 圧倒的成長とジョブ型って目の前の仕事を回せるようになったら「学ぶことはなくなった」と見えて卒業するので、相性悪いなとも。 — 久松剛 (@makaibito) June 13, 2021 有料設定していますが、最後ま
本noteでも時折話題にするエンジニア未経験者層。またしても見てられない状況が出てきました。未経験者層を巡るビジネスがどうなって居るのか、その解説と私が手掛けた成功事例を交えながら、あるべき像をお話させていただきます。ネガティブなことばかり書くと当の未経験者の皆さんに届かないので、希望に繋がるようなことも残したいなと思います。 色々と見てられないから未経験者のキャリアパスについて書くか。 前職でこれぞというキャリアチェンジ例をいくつか残せたものの、誰もブログ化する気配ないし! — 久松剛/採用コンサルもするPO・EM・PjM (@makaibito) November 6, 2020 特定の個人や団体を非難する意図はありません。ただし、他人の人生を弄ぶのは、IT業界の健全化からすると許しがたいものです。一人でも多くITエンジニアとして立ち上がって頂ければと願うばかりです。 有料設定していま
これまで未経験エンジニアに関する包囲網についてお話をしてきました。このお話は非常によく読んで頂いておりまして、本noteでも2番目のPVになっております。 未経験エンジニア、世間的には駆け出しエンジニアなどとも呼ばれていますが、こちらの状況が徐々に変わってきました。それが今回お話をする未経験フリーランスです。未経験フリーランスとはオンラインサロン・オンラインプログラミングスクールを出た後に直ちにフリーランスになるという状況です。今回はそのようなお話です。 有料設定していますが、最後まで無料でお読みいただけます。もしよければ投げ銭感覚で応援をお願い致します。 ご覧頂きましてありがとうございます。 11月の公開以後、継続的にお読み頂いているものになります。 今は未経験エンジニアより未経験フリーランスの方へと情報商材市場が移ってきた感がありますね。こちらも書かねば。 https://t.co/M
ITエンジニア35歳定年説。今でも時折語られるワードですが、文脈としては「35歳定年説なんて嘘だよね」という形で使われがちです。現在LIGで年齢制限無しで採用活動をしていることもあり、改めて市場を調査中です。私自身も38歳で転職してきたので、今回は35歳以上のミドル層、主にエンジニアがどこで活躍しているのかついてお話します。今はまだ20代で怖いものなしの方にも加齢は不可避な事情であるため、現在のミドルの状況は知っておいて損はないでしょう。また、30代未経験エンジニアの方々についても触れていきますので参考になれば幸いです。 ITエンジニア35歳定年説とは何だったのか この話が出てくる度に少し調べてみるのですが、この説は詠み人知らずなようです。IT業界の黎明期から言われていたとも言われています。 次に出版物について調べてみたところ、2005年に2冊ほど見つかりました。いずれも著者自身の経験が書
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