上野千鶴子さんの書籍「快楽上等! 3・11以降を生きる」の中国語版がカウンターに置かれた北京市内の書店=4月 【北京・坂本信博】「社会学者の上野千鶴子さん(74)が今、中国でブームと聞いた。実態や背景が知りたい」。西日本新聞「あなたの特派員」にそんな声が寄せられた。日本の女性学やジェンダー研究の先駆者で、性差別からの解放を目指すフェミニズムをけん引してきた上野さんが、家父長制的な価値観が根強く残る中国で人気なのはなぜか。探ってみた。 【画像】上野千鶴子さんと北京大出身30代女性たちのオンライン対談の様子 「上野千鶴子の新傑作『快楽上等!』入荷しました」。4月上旬、北京市内の書店の掲示板に中国語で書かれていた。2012年に出版された上野さんと著述家の湯山玲子さんの共著「快楽上等! 3・11以降を生きる」の中国語版。店内の売り上げランキングでは2位だった。 中国最大の書籍や映画のレビューサイト
![上野千鶴子さん、中国でブームに きっかけはSNSでの動画拡散、根強い男尊女卑に一石?(西日本新聞) - Yahoo!ニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/4fe0f98ac10f8429e88026e4b9b101371f5a315b/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnewsatcl-pctr.c.yimg.jp%2Ft%2Famd-img%2F20230412-00010002-nishinpc-000-11-view.jpg%3Fexp%3D10800)