ブックマーク / sakstyle.hatenadiary.jp (3)

  • 第9回文学フリマお疲れ様でした - logical cypher scape2

    日曜日は、第9回文学フリマでした。 参加された皆様、事務局や運営スタッフの皆様、お疲れ様でした。 筑波批評社ブースを訪れて下さった方、お買い上げいただいた方、ありがとうございました。 「感想を書き終わるまでが文学フリマです」 というわけで、まあざっとコメントしてみたいと思います。 『クロニック・ラブ』終わりの会 まず、ブックデザインがかっこいい! 表紙もいいんだけど、谷島貫太インタビューの斜めの段組や注釈エリアやルビの振り方とかが、デザインとリーダビリティがうまく共存している。誌面デザインに凝るとリーダビリティが落ちるということがよくあるけれど、『クロニック・ラブ』はそんなことがない。 そしてこの特集テーマである「サーバーパンク」と、谷島貫太によるスティグレールの紹介がとても面白かった。スティグレールは、インターコミュニケーションで名前を見掛けたことがあるなあ程度だったのだけど、面白そうな

    第9回文学フリマお疲れ様でした - logical cypher scape2
    negative-naive
    negative-naive 2009/12/09
    ガチ感想ktkr!しかも筆頭で挙げてくれて非常に嬉しいです。内容も深く汲んでくれている。感涙! RT @sakstyle 文フリ感想
  • 斎藤環『文学の断層 セカイ・震災・キャラクター』 - logical cypher scape2

    小説トリッパーでの連載をまとめて、加筆したもの。 トリッパーの連載もほぼ読んでいた。というか、自分がトリッパーを読んでいたのは、ほとんどこの斎藤環の連載を読むのが目的だった。トリッパーをチェックしていた時期と、これが連載されていた時期はちょうど重なっている。 かなり、時評的な色彩が強く、今となってはちょっとなあと思うところもあったりするが、逆に、今でもいけるだろうというところもある。 取り上げられる作品は、いわゆるファウスト系であったり、参照される論も、東、大塚、笠井といったあたりが中心なのだが、しかしそれ以外にも、『DeepLove』『いま、会いにゆきます』『電車男』を取り上げてみたり、『となり町戦争』『りはめより100倍怖ろしい』を取り上げてみたり、あるいはもっとそれ以外の作品(『メタボラ』や『悪人』、『ベルカ、吠えないのか』、『ニート』、『半島を出よ』など)が取り上げられていたりする

    斎藤環『文学の断層 セカイ・震災・キャラクター』 - logical cypher scape2
    negative-naive
    negative-naive 2008/11/25
    「中景」と言い直すことによってほとんど東の主張と同じ事を述べている。というか、この件に関しては、「中景」とか「中状況」とか呼べばいいところを、「象徴界」とか呼んでしまったことに問題があるような気がする。
  • 「サイバースペースは何故そう呼ばれるか」『情報環境論集』 - logical cypher scape2

    LSDを買うかどうかは迷っていたのだけど、http://d.hatena.ne.jp/massunnk/20070825/p3をきっかけに購入。 滅茶苦茶面白い。 これは、結論が出なかったという点では「失敗作」なのかもしれないが、こんなに面白いとなると「失敗作」と呼ぶのはもったいない。 この作品から『動物化するポストモダン』が生まれてくることになる。 この論文は、面白いというか示唆に富んでいるというか、動ポモではわからなかった哲学的ないし思想史的背景がよくわかる。 東ってやっぱり滅茶苦茶読んでいるんだなー、ということもよくわかる(^^; 哲学畑に閉じこもっていてもよくないから出ていこう、とした、東の考えはよくわかるんだけど*1、もうちょっと哲学畑でいじくりまわしてみたい自分としては、この論文はスタート地点になりうる気がした。 『不過視なものの世界』で言われた通り、「見えるもの(イメージ)

    「サイバースペースは何故そう呼ばれるか」『情報環境論集』 - logical cypher scape2
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