Linuxサーバ上でホスト間コネクションを集約表示するツール lstf をつくった - ゆううきメモ にて紹介したlstfのホスト上のTCPコネクション情報の取得処理において、/proc/net/tcpを読みだす代わりに、Netlinkソケットを利用することで、実行速度が1.6倍になった。lstfのバージョン0.4.0で使えるようになる。 実験 約40,000接続あるWebサーバ上にて、lstfコマンドの実行時間を名前解決時間を含まずに比較する。 実験環境はEC2のc4.2xlarge、Debian 8.10、Linuxカーネル3.16であり、リバースプロキシとしてnginxが動作している。 接続数は次のコマンドよりだいたい40,000接続であることを確認する。 [y_uuki@hoge ~]$ ss -tan | wc -l 39264 /proc/net/tcpを読む実装では、次のよう