どうも服部です。昭和の映像を紐解いていくシリーズ、今回はYouTubeにて公開されている「燈火管制」というタイトルの内務省制作の映像をピックアップしました。映像初っ端は、警報音が鳴り響きます。何もないと分かっていても不安になる音です。 ※動画はページ下部にあります(前編、後編に分かれています)。 燈火管制(以下、灯火管制)とは、太平洋戦争中を描いたドラマや、昨秋公開された劇場アニメ「この世界の片隅に」などでご存知の方も多いとは思いますが、敵機による空襲の標的にならないよう、地上の明かりを極力上空から見えないようにする取り組みでした。 なお、この映像が制作されたのは昭和15年(1940年)のようで、昭和16年12月8日の太平洋戦争開戦より前になります。これを制作した側、見た側の人たちは、どのくらい真剣に、今後実際に空襲されることになると考えていたのでしょうか。 「まず減光かつ遮光の方法から説