映画『解放区』の公開日が10月18日に決定した。 2014年に制作され、約5年の歳月を経て一般公開が決定した同作は、地域再開発プロジェクト「西成特区構想」の対象となった「あいりん地区」こと大阪・西成の釜ヶ崎に漂着する若者たちの姿を、ドキュメンタリーの手法を用いて映し出した作品。ドキュメンタリー作家志望の主人公スヤマが、かつて釜ヶ崎で出会い、10代で夢や希望を見失っていた少年たちのその後を追う企画を立ち上げて単身釜ヶ崎に乗り込むが、一夜を共にした女性に所持金を奪われ、恋人やかつての取材相手とも連絡が取れなくなり、やがて街の奥に足を踏み入れていくというあらすじだ。 監督、脚本、編集、主演を務めたのは、テレビ番組『情熱大陸』の演出などを手掛け、俳優や映画監督としても活動する太田信吾。そのほかのキャストには本山大、SHINGO☆西成、琥珀うた、山口遥、佐藤亮、岸建太朗、KURA、鈴木宏侑、朝倉太郎