国立国会図書館は2月21日、館内限定で公開してきたデジタル化した図書資料のうち、著作権処理の終了した2万3000点をネット公開した。 今年1月に著作権保護期間が満了した柳田国男、吉川英治、室生犀星、中谷宇吉郎、正宗白鳥などの著作が含まれており、Webサイト「近代デジタルライブラリー」「国立国会図書館デジタル化資料」で閲覧できる。 国会図書館は従来から著作権処理済みの資料をネット公開しており、合計約45万点がネットで閲覧できるようになっている。 関連記事 青空文庫に柳田国男「遠野物語」、吉川英治「私本太平記」など登場 青空文庫に1月1日、同日で著作権保護期間が終了した柳田国男や吉川英治、室生犀星ら12人の作品が公開された。 国会図書館の蔵書、電子書籍化して配信 文化庁が実証実験 文化庁は、国会図書館でデジタル化済みの資料を権利処理して電子書籍化し、電子書店を通じて一般ユーザーに配信、活用法や