小売店に置かれた様々なコンドーム(2017年9月20日撮影、資料写真)。(c)AFP/MANAN VATSYAYANA 【10月18日 AFP】米国の研究チームが開発した永続的に滑らかな自己潤滑性のゴムにより、コンドームの使用が促進される可能性があるとの研究論文が17日、英国王立協会(Royal Society)のオンライン科学誌「ロイヤルソサエティー・オープンサイエンス(Royal Society Open Science)」に掲載された。 今回の研究で行われた室内実験では、体液が存在する場合において、特殊処理の薄膜が施されたコンドームの表面が、滑らかで滑りやすい性質を示すようになることが確認された。 水性または油性の潤滑剤が塗布された市販のコンドームとは異なり、この親水性(親液性)のゴムはそれ自体の「滑らかな感触」がほぼ永久に保持される。 論文は、「被験者の大半(73%)が、潤滑性被膜