新型コロナウイルス対策をめぐり、西村経済再生担当大臣は記者会見で、お盆の時期の帰省によって高齢者に感染が広がりかねないとして、今週にも政府の分科会を開き、帰省の際の注意点などについて専門家に意見を求める考えを示しました。 また、沖縄県でのこうした施設の確保をめぐり、沖縄県と、県内に施設があるJICA=国際協力機構との間で協議を開始したことを明らかにし「沖縄は観光のシーズンでもあり、ホテルの確保が難しい場合に備えて、病床や医療提供体制への圧迫がないようサポートしていければと考えている」と述べました。 一方、西村大臣はお盆の時期の帰省について「家族で田舎に行って高齢者と同じ環境で食事をすると、無症状の若い人や子どもから高齢者へと感染が広がる可能性があるので、十分注意しなければいけない」と述べ、今週にも政府の分科会を開き、帰省の際の注意点や対策などについて専門家に意見を求める考えを示しました。