もう一つ大事なのは、社会の中で習慣化できる感染対策を特定したうえで、皆でどれをどこでいつ続けのるか合意しておくことだと思います。 僕は政治的な動きや判断のことはよくわからないので、最近、動きがみられる政治家の思いとは完全に切り分けた上で、あくまで感染症に携わる専門家としてまず以下のことを解説しますね。 ——これまでの3年間であまり効果のない感染対策も明らかになってきました。不必要なものはカットして、科学的根拠のあるものを続けることを合意するということですか? その通りです。 感染対策のボールが国民に移されたかのように説明されてきましたが、国民に丸投げだけしていると、英国の状況に近づいていくと思います。誰もそうはなりたくないので、場面に応じてメリハリのついた感染対策のガイダンスが必要です。 僕は二つの方向性が必要だと思っています。 一つは場面に応じて無駄な対策を省くことです。 もう一つは対策
![飲食店のパーテーション、テーブルのアルコール消毒、思い切ってやめられる? 緩和が進む日本でやるべきコロナ対策の仕分け](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/ea44d04c836c39f4c087e102f0d9bc7657b5924f/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimg.buzzfeed.com%2Fbuzzfeed-static%2Fstatic%2F2023-01%2F25%2F1%2Fcampaign_images%2Fc602ee5516af%2F--3-1143-1674610372-8_dblbig.jpg)