喫煙と肺がんリスクの関係は医学的に証明された事実なので、タバコのパッケージに警告が書いてあるのだと思います。ところが、日常的に経験することですが、ものすごいへピースモーカーなのに、かなりご長寿の老人がいらっしゃいます。 最近の研究で、ヒトの第15番染色体上に肺がんになる確率を上げる遺伝子の変異が発見されるとともに、別の研究者がその同じ遺伝子の変異が喫煙(ニコチン)依存症にも関係していることをつきとめたということです。これは、大変な発見だと思います。サイエンティフィックアメリカンニュースに記事が出ています。 Why Some Smokers Get Lung Cancer--And Others Are Spared Nicotine addiction gene may also increase susceptibility to lung cancer 実はNatureにも解説記事があ
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