9月17日、ニコニコ生放送にて『GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊』などで知られる映画監督の押井守、スタジオジブリプロデューサーの鈴木敏夫、ドワンゴ川上会長の3名による対談が行われた。 本対談は、押井監督がniconico運営の有料メルマガサービス・ブロマガで執筆を開始したことを記念して行われたもので、押井監督の映画論や人生哲学が語られたほか、ジブリ映画に関する議論などが交わされた。クリエイター志望者はもちろん、そうでない方にもぜひ目を通してほしい必見の内容である。 映画監督の仕事とは何か 対談は、川上氏による「押井監督の映画は現実と虚構がごっちゃになるという話が多いが、そこに根源的なテーマがあるのか?」という問いかけからスタートした。これに押井監督は「現実だの虚構だのを言い出したのは(アニメージュ編集長時代の)鈴木さん。雑誌的には僕の作品を語るには、それが一番わかりやすいか