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ブックマーク / blog.blwisdom.com (3)

  • 佐村河内問題が引き起こした厄介なこと くねくね科学探検日記

    ソチ・オリンピック前に世間を騒がした、佐村河内氏のゴーストライティング問題。まあ、おれはそのゴーストだったとかどうとかは、ほとんど関心はないのね。 それよりも、なんだかイヤンな感じがするのは、この事例によって、障害というものに対する一般の認識が、今まで以上に現実から解離しちゃうだろうって事だ。 もともと、健康な人は、障害とは実際どういうことなのか、ほとんどイメージできていないと思う。 家族とかごくごく身近な人に障害を持つ人がいるとか、障害者と密接に関わる職業の人ならまあまあ解るとは思う。 だけど、そうでない人は、たとえ善良で障害者には優しくしたいと心がけている人であっても、実際を知る機会があまりない。 そうなると、その障害のイメージは、メディアから受け取る情報と、実際には根拠の乏しいうわさ話に基づくものしかないんだよね。 ところが、ドキュメンタリーやドラマで取り上げられる障害は

    neko73
    neko73 2014/03/03
    "自分に色々不自由さがあるということは、人にはなるべく見せたり感じさせたくはないわけね。そうやって気を使われてしまうのは、やっぱり心苦しい。"車椅子の人が自分で段差を越えたいみたいな話も昔見たな。
  • 放射線の確率的影響とリスクベネフィット くねくね科学探検日記

    放射線による障害については、世界中の研究者が熱心に取り組んできて、膨大な研究がある。 広島長崎の被爆者全員を、生涯にわたって追跡し続けている調査からはじまって、スリーマイルやチェルノブイリなどこれまでに各国で起きた原子力関連の事故による被曝者や、原発の労働者、航空機乗務員、放射線医療の従事者などなどの様々な集団を対象にしたものや、動物実験も細胞レベルの生化学実験もいっぱいある。 これによって、確実にわかっているのは、放射線の影響には、確定的影響と、確率的影響があるってことだ。 確定的影響ってのは、その量の放射線を浴びた時にほぼ確実に起きる症状のこと。基的には一度に数シーベルト以上の大量被曝した時の症状で、気持ち悪くなったり、髪の毛が抜けたり、やけどのようになったり、量が4シーベルトくらいを越えると治療をしなければ確実に死んでしまう。ただ、これはその量以上の被曝を受けなければ症状が現

  • ニセ科学とか(その1) くねくね科学探検日記

    SFマガジンに今、ニセ科学の事をちょっと書いているんだけど、この話はネットでも読んでもらえた方が良いかもなあなんて思うので、前の号の分を少し編集してこのブログに載せようと思う。 ニセ科学(・A・)イクナイ!! ってのは、ここを読んでくれている人の共通認識だと思う。 まあ、オレも、どちらかといえばそういう立場なんだけど、たぶん他の人とちょっと違うのは、それをあまり強く主張しようとは思ってないってことかな。その理由は、一言でいうなら、世の中には色んな人がいるから。 たとえば、血液型性格診断は、いうまでもなく科学的な根拠はないし、究極的には差別に使われる可能性がある。 まあ、それはそうなんだろうけど、現実に血液型性格診断がどう使われているかっていうと、それは「罪のない人物評」だと思うんだよね。あの人はちょっとこういうところがあるよね、たぶんB型だよ、それじゃしょうがないか……、みたいな感

    neko73
    neko73 2010/08/23
    "要するに血液型性格占いが廃れないのは、角が立たない、自分が責任を取らなくていい形で、誰かさんの噂ができるからだ。"それも嫌な気がする。
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