このブログでは、 夜間でも、食べた栄養の吸収率が高まることはない 夜間でも、人間は多くのエネルギーを消費している 従って、夜遅くに(同じものを)食べたからといって、 それで体重が増えることはないから、ダイエットをあきらめる必要はない ことを述べてきました。しかし、 夜遅い時刻に食べると(同じものを早い時刻に食べるより)体重が増える その原因は、脂肪合成を促進するBMAL1という物質が夜間に増えるためである と言っている人たちがいて、ダイエットを挫折しやすくしています。 (夕食を減らすのはつらい、という人が多いからです) 今回は、この主張が誤りであることを論じます。 そもそも「遅い時刻に食べさせると体重が増える」という実験結果はない 夕食の時刻が遅い人は体重が重い、という調査結果は多くあります。 しかし、それは、遅い時刻に食べることが体重の重い原因だ、 ということにはなりません。 遅い人は、