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ブックマーク / wp.w8eq.com (2)

  • 早い時刻に食べて、脂肪の合成を促進するBMAL1が働かないようにしても、体重が減らない理由

    このブログでは、 夜間でも、べた栄養の吸収率が高まることはない 夜間でも、人間は多くのエネルギーを消費している 従って、夜遅くに(同じものを)べたからといって、 それで体重が増えることはないから、ダイエットをあきらめる必要はない ことを述べてきました。しかし、 夜遅い時刻にべると(同じものを早い時刻にべるより)体重が増える その原因は、脂肪合成を促進するBMAL1という物質が夜間に増えるためである と言っている人たちがいて、ダイエットを挫折しやすくしています。 (夕を減らすのはつらい、という人が多いからです) 今回は、この主張が誤りであることを論じます。 そもそも「遅い時刻にべさせると体重が増える」という実験結果はない 夕の時刻が遅い人は体重が重い、という調査結果は多くあります。 しかし、それは、遅い時刻にべることが体重の重い原因だ、 ということにはなりません。 遅い人は、

    早い時刻に食べて、脂肪の合成を促進するBMAL1が働かないようにしても、体重が減らない理由
  • 空腹感・食欲は生存という目的のために存在する手段、という誤った見方を正せば、その扱いが楽になる。(因果論に基づいた、食欲は物質や脳の回路の働きでおこる、という考えが正しい)

    空腹感を抑える薬がほしいという患者さんがいます。 欲を抑制する薬がないわけではありませんが、副作用があったり、習慣性があったりで、積極的に使おうという医師は多くありません。 また、空腹感が起こりにくいようにするためのいろいろな方法は、かえって挫折の原因になるので、むしろ何もしないほうがよい、ということは別の記事で述べました。(青色の文字をクリックしてください) ただ、その要望が出る背景には、空腹そのものによるつらさではなく、 「空腹感を放置すると、脳が使うエネルギーが不足して、ひどくなると意識がなくなる」 といった、誤った話からくる恐怖があるはずです。 今回は、この誤った話が受け入れられる、さらなる背景、すなわち、 「人間の体は、生きていくために不都合なことが起こらないように、 空腹など、不快な感覚という警告が出るようにうまくできている」 という話も誤り、という話をします。 このような、

    空腹感・食欲は生存という目的のために存在する手段、という誤った見方を正せば、その扱いが楽になる。(因果論に基づいた、食欲は物質や脳の回路の働きでおこる、という考えが正しい)
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