外喉頭筋とは、喉頭の周りに存在する筋群で、これらが喉頭を上に引っ張ったり下に引っ張ったりします。 外喉頭筋を鍛える事は、 喉絞め発声を改善できる 色々な種類の声(オペラのような声から喉が絞まった声まで)を出せるようになる といったメリットがあります。 5種類の外喉頭筋 下手な絵ですみません。 外喉頭筋群には、5種類の筋肉が含まれます。少し難しい話になりますが、とても重要なので理解していただければと思います。 ① 胸骨甲状筋 ② 甲状舌骨筋 ③ 口蓋喉頭筋 ③ 茎状咽頭筋 ④ 輪状咽頭筋 この中で、喉頭を上に引っ張る働きをするものは、②と③です。これらは別名、引き上げ筋と呼ばれる事もあります。 引き上げ筋に対し、喉頭を下に引っ張る筋肉(引き下げ筋)は、①と④です。 数字の順にそれぞれの筋肉の解説をします。 ① 胸骨甲状筋 ①の矢印の筋肉は、胸骨甲状筋(きょうこつこうじょうきん)といいます。