さて、そろそろほとぼりが冷めたので(誰も最初からほとぼってはいないが)ことばカフェの記事の続きを書こう。と思ったら老眼が進んで1時間以上かけて書いた記事を「公開する」つもりで「削除する」を押してしまった。それはともかく、 大阪弁という言葉が関西弁という意味で使われると複雑な気持ちになる。自身の帰属する文化がそのカバータームでくくられる概念に含まれていながらそれを体現していない疎外感とでもいうべきか。あるいは首都圏の人が「日本は夏暑いし冬寒いし」といった時に反射的に「北海道や沖縄の人はあんまりそういうこと言わないよね」と反発する(私が。実際はそういうことを言う北海道人だっているかもしれないが)のに近いかもしれない。滋賀や和歌山や奈良の山奥あたりの方言は関西弁ではあっても大阪弁ではないし、夏あまり暑くなかったり冬寒くない地域だって日本にはある訳だが、しかし山陰や四国や東北ではなくて人口の多い所