【国内】 指紋の提供断ったら?「向こうに帰っていただくしか」→「帰るって私の国ここですよ」在日中国人2世の経験を映画化 [10/15]★出入国管理テーマの映画制作 尼崎の在日朝鮮人男性 神戸市出身の在日中国人2世の女性を主人公に、日本の出入国管理をテーマにしたドキュメンタリー映画を、尼崎市の在日朝鮮人2世の金成日(キムソンイル)さん(59)が制作した。神戸市灘区山田町の神戸学生青年センターで15日、上映される。(金海隆至) タイトルは「1985年花であること」。主人公の徐翠珍(じょすいちん)さん(63)=大阪市西成区=のインタビューを通し、両親が1930年代に上海から移住し神戸で洋服店を開いた家族の歴史や、中華同文学校で民族教育を受けた生い立ちなどをたどる。 徐さんと金さんを結ぶのは、86年に外国人登録法で義務付けられた指紋押なつを拒否し、逮捕された同じ経験だ。2000年に全廃されたが、テ