日銀、事実上のゼロ金利導入=国債など5兆円の資産購入―追加緩和を決定 時事通信 10月5日(火)13時46分配信 日銀は5日の金融政策決定会合で、政策金利を現行の年0.1%から年0〜0.1%に引き下げる追加緩和策を全員一致で決め、事実上のゼロ金利政策を導入した。また、国債やコマーシャルペーパー(CP)、国庫短期証券など多様な金融資産の買い入れを行うため、5兆円の基金を創設する。 米国経済の減速を受けた円高傾向の継続などで、企業の先行き不安が強まっているため、一段の金融緩和で景気の下振れを阻止。早期のデフレ脱却を目指す。 【関連記事】 日銀、追加金融緩和へ=4日から決定会合 対策第2弾、規模4.8兆円=総額5兆円の補正編成へ 景気「悪くなる」が増加=円高・株安で 消費者物価、1.0%下落=18カ月連続マイナス-8月 日銀、5日にも追加緩和=資金供給さらに潤沢に