現在のサーバ向けCPUは、周波数と電圧を調整して消費電力を抑制する機能(IntelのEISTやAMDのCool'n'Quietなど)を搭載していますが、モバイルCPUに端を発するこれらの機能はサーバではあまり意味がないとGoogleのエンジニアが発言したそうです(CNET Japanの記事)。 Googleで同社の消費電力を調査しているLuis Barroso氏によれば、「同社(Google)のサーバは、ほとんど常に適度な量の作業をこなしており、動作がピークに達するフル回転状態や完全な休止状態はまれである」ため、省電力機能が発動する機会が少ないとのこと。また、現在の省電力機能ではアイドル時でもピーク時のおよそ半分の電力を消費してしまうため、Googleはチップメーカーに対し、アイドル時の消費電力をもっと劇的に下げる製品の開発を促しているそうです。 アイドル時の消費電力を劇的に下げてもアイド