今日のキーワード タコノキ タコノキ科の常緑高木。小笠原諸島に特産する。幹は直立して太い枝をまばらに斜上し,下部には多数の太い気根がある。葉は幹の頂上に密生し,長さ1〜2m,幅約7cmで,先は細くとがり,縁には鋭い鋸歯(きょし)...
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元来はテントなどの簡易宿泊施設と普通の住居との中間的な設備をもった施設の総称。アルプス山中の酪農小屋などもヒュッテに含められるが、日本では、山小屋の代名詞としても用いられ、とくにそのなかでも営業小屋でなく会社や学校の経営するものや、山中の別荘などを称する場合が多い。ヨーロッパ・アルプスでは各地にヒュッテがあるが、この場合多くは各山岳会により管理運営されている。無人のことが多いが、利用者は規則を守り、使用費もきちんと置いて清潔に保たれている。 ヒュッテ利用の場合は少なくとも2週間前に利用希望の申し出をし、管理者の許可を得る。その場合、寝具、燃料、食料、水の便などを問い合わせ、使用料も確認し、支払い方法も決めておく必要がある。使用者は火災に注意し、清潔にして返却する。また近年は、都市生活者のセカンドハウスとして、景色のよい所にヒュッテの建設が盛んである。 [徳久球雄]
〘 名詞 〙① 赤ん坊を入れて、ゆり動かす小さなかご。ゆりかご。ゆさ。[初出の実例]「三方丘に囲れた小さな谷が直ぐ前に現れる、これが自分を育てた揺籠(エウラン)である」(出典:帰去来(1901)〈国木田独歩〉六)[その他の文献]〔通俗編‐器用〕② ( 比喩的に ) 幼年時代。また、一般に物事が発祥し、初期の発展を遂げた段階や場所をいう。[初出の実例]「揺籃(エウラン)から死に至るまで」(出典:妻(1908‐09)〈田山花袋〉四六) 〈ようらん〉とも呼ぶ。古くは麻袋を天井から吊り下げて,その中に幼児を寝かせる形式のものがみられた。麻袋の代りに籠,あるいは尻の部分に穴をあけた板なども用いられた。しかし一般には木製の箱形や籠形のものが多く,中世には今日みられる二つの基本タイプが現れている。一つは架脚式の台座で支持された2本の柱の間に箱(または籠)形の揺籃を吊るす形式であり,他の一つは安楽椅子の脚
〘 名詞 〙 他人を敬っていう古い言い方。おかた。おひと。現代では、からかいの気持をこめて用いられることが多い。[初出の実例]「若(もし)さやうな御仁(ゴジン)さまは、コリャ、此通(とほり)、記し置ましたる所書(ところがき)が証拠ぢゃ」(出典:滑稽本・浮世床(1813‐23)二)
女性の、こびを含んだなまめかしい声。「嬌声を上げる」 [類語]声・音声・発声・美声・悪声・金切り声・だみ声・どら声・胴間声・鼻声・裏声・小声・猫撫で声・声色・肉声・人声・地声・大声・大音声・音吐・蛮声・がらがら声・しゃがれ声・しわがれ声・塩辛声・ハスキーボイス・風邪声・含み声・作り声・奇声・悲鳴・声を上げる・声を大にする・声を張り上げる・声を尖らす・声を嗄らす・声を忍ばせる・声を潜める・声を荒らげる・声を落とす・声を掛ける・声を殺す・声を揃える・声を立てる・声を呑む・声を励ます・声を振り絞る
非行少年、保護者のない少年、親権者から入院出願のあった少年などを保護し教育するための福祉施設。1933年(昭和8)の少年教護法の制定で少年教護院、47年(昭和22)の児童福祉法制定以後は教護院となった。1884年(明治17)池上雪枝(ゆきえ)が大阪に設けた神道祈祷(きとう)所をはじめとして、翌85年には高瀬真卿の私立予備感化院(後の東京感化院)、86年には千葉感化院、また留岡幸助(とめおかこうすけ)の家庭学校(東京)など、1900年(明治33)感化法制定までに各地に私立の感化院が設立され、少年保護事業に重要な役割を演じた。1908年現行刑法施行に伴う感化法の改正により、全国各府県に設置が義務づけられるようになり、非行少年に対する施設内処遇の基礎となった。なお1997年6月の児童福祉法改正に伴い、98年4月より教護院は児童自立支援施設に改称された。 [須々木主一]
張り子の虎の解説 【読み方】 はりこのとら 【意味】 張り子の虎とは、主体性がなく人の言うことにただ頷いている人や、首を動かす癖がある人のこと。また、弱いくせに虚勢を張っている人のたとえ。 【注釈・由来】 張り子の虎は、虎の形をした首の動くおもちゃのこと。 よく首が振り動く仕組みになっていることから、首を振る癖がある人や、ただ頷くだけの人のたとえとなった。 また、見かけは虎だが、紙で出来ていて中が空洞であることから、見掛け倒しの人をあざけっていう。 【出典】 - 【例文】 ・あの人はいつも自分の意見がなくて、まるで張り子の虎だ。 ・張り子の虎のように首を動かす癖が気になって仕方ない。 ・偉そうにしていても、所詮は張り子の虎だ。 【注意】 - 張り子の虎の関連語 【類義語】 張り抜きの虎/付和雷同/虎の威を借る狐/虚勢を張る/綺羅を張る/擬勢を張る/食わぬ腹肥やす 【対義語】 - 【英語のこ
〘 名詞 〙 ( [英語] pantheism の訳語 ) 宇宙または宇宙の諸力・法則が神であり、神の具現したものが宇宙の万物であるという宗教説または哲学説。インドのウパニシャッドの思想、仏教の哲理、ギリシア哲学、近代のスピノザ、シェリングの思想などはこれに属す。万有神論。パンセイズム。[初出の実例]「汎神論のやうな傾も見えるが」(出典:青春(1905‐06)〈小栗風葉〉夏) いっさいのものは神であり,神と世界とは一つであるという哲学説をいい,二つの型がある。(1)神のみが実在的であり,世界は神の表現または流出の総体にすぎず,それ自体としては実在性をもたないとするもので,無世界論につながる。(2)世界のみが実在的であって,神は存在するものの総体にすぎないとするもの。自然主義的または唯物論的汎神論と呼ばれ,無神論につながる。また,以上のような哲学説とは別に,自然を生きた統一として表象し崇敬す
[形動][文][ナリ]すっきりとあか抜けしているさま。俗っぽくなくしゃれているさま。「―な身なり」「―な洋館」 [ト・タル][文][形動タリ]に同じ。 「稍肉落ちて―たる姿ではあるが」〈菊池寛・忠直卿行状記〉 [類語]清楚せいそ・楚楚そそ・垢あか抜け・灰汁あく抜け・洗練・気さく・こざっぱり・すっきり・さらり・洒落しゃれる・小洒落こじゃれた・垢あか抜ける・捌さばける・スマート・シック・身綺麗・綺麗・美しい・美美びびしい・きらやか・鮮やか・美麗・華麗・華美・鮮麗・流麗・壮麗・清麗・優美・美的・麗しい・見目好い・見目麗しい・端正・端麗・秀麗・佳麗・艶美・艶麗・あでやか・妖麗・豊麗・妖美・見好い・小綺麗・美妙・典麗・ビューティフル・ピトレスク・ピクチャレスク・ラブリー・ビューティー・プリティー・ドレッシー・純美・玲瓏れいろう・着映え・きらびやか・お洒落しゃれ・薄皮の剝むけたよう
この記事のほとんどまたは全てが唯一の出典にのみ基づいています。他の出典の追加も行い、記事の正確性・中立性・信頼性の向上にご協力ください。 出典検索?: "態度価値" – ニュース · 書籍 · スカラー · CiNii · J-STAGE · NDL · dlib.jp · ジャパンサーチ · TWL(2014年12月) 態度価値(Einstellungswerte)は、ヴィクトール・フランクルの用語。 フランクルによれば人間が実現できる価値は創造価値、体験価値、態度価値の3つに分類される。 創造価値とは、人間が行動したり何かを作ったりすることで実現される価値である。仕事をしたり、芸術作品を創作したりすることがこれに当たる。 体験価値とは、人間が何かを体験することで実現される価値である。芸術を鑑賞したり、自然の美しさを体験したり、あるいは人を愛したりすることでこの価値は実現される。 態度価
[名・形動]心意気がよく度量の広いこと。構想などが大きく立派であること。また、そのさま。「気宇壮大な人物」「気宇壮大な大河小説」
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