13日午後6時ごろ、岩手県紫波町片寄の農業沢田幸夫さん(68)方で、黒い生物らしきものが15匹ほど畑に落ちているのが見つかった。作業をしていた妻の清子さん(67)がボタボタと何かが落ちるような音を聞き、見回すと体長3センチほどの稚魚のようなものが落ちていたという。 岩手大農学部の東淳樹(あずま・あつき)講師(保全生物学)は、「大きさなどから考えてトウキョウダルマガエルのオタマジャクシの可能性がある。サギの親鳥がのみ込んだまま飛んでいる時に驚いたり危険を感じたりしてはき出すことがある。サギは繁殖期を迎えており、現場周辺にも巣が確認されている」と話している。