そんなオチが…「純金の置物」はやっぱり偽物? 大分県日田市内の山中で見つかった「純金製」とされる置物 Photo By 共同 大分県日田市中津江村の「鯛生金山」の資料館から昨年12月に盗まれ、今月、同市内の山中で見つかった純金製とされる置物が、表面だけ金でコーティングした複製品の可能性があることが27日、分かった。窃盗の容疑者は「偽物と思い捨てた」と供述。滴をかたどった高さ約20センチの置物で、住友金属鉱山が1984年に寄贈。「レプリカは作っていない」とする住金鉱山の話などから純金製で時価400万円相当とされていた。 熊本県警大津署が別の窃盗事件で逮捕した男2人が、今月、同金山から金貨や金の置物が盗まれた事件への関与を認め、供述に基づき山中で置物を発見した。しかし、一部分を削って鑑定した大津署から26日、「金は表面だけで中は銀のようだ。10万円ぐらいの価値ではないか」と鯛生金山に連絡があ