ジャイアントインパクトが地球のプレートテクトニクスを起動したとする研究が発表ジャイアントインパクトが地球のプレートテクトニクスを起動したとする研究が発表 / Credit:Canva . ナゾロジー編集部現在の水星・金星・地球・火星という岩石惑星が存在する区域にはかつて、小さな原始惑星が十数個存在したと考えられています。 これら原始惑星は時間の経過とともに互いの重力によって引き寄せられて衝突を繰り返し、現在の4つの岩石惑星を形成しました。 以前に行われたシミュレーションによれば、水星は1~2個の原始惑星が衝突して形成され、金星は8個前後、地球は10個、そして火星は1度も衝突を経験しなかった原始惑星の生き残りとされています。 ただ原始地球に起きた最後の衝突は、他のケースとはやや趣を異にしていました。 最後の衝突は今から45億年前に原始地球と原始惑星「テイア」の間で起こりました。 ですがこの