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ブックマーク / gol-deportes.com (4)

  • もしもあのゴールが入っていたら・・・ | gol.<ゴル>

    ブラジルのシャペコエンセ一行を乗せた飛行機が事故に遭った悲しいニュースについては、皆さんもご存知のことと思います。 人口20万人の小さな町のクラブが、大陸規模の大会であるコパ・スダメリカーナで決勝に進出したというのに、その決勝戦に行く途中であんなことになってしまうなんて。 事故から数日経った今も、まだショック状態から抜け出すことができません。 事故が起きる前日まで、私は準決勝での結果を嘆いていました。 シャペコエンセの対戦相手だったアルゼンチンのサンロレンソを応援していたからです。 サンロレンソは一昨年のコパ・リベルタドーレスで優勝し、同年12月にモロッコで開催されたクラブワールドカップに出場していますが、その事前番組のロケで日テレビ局のお手伝いをさせていただいたことがきっかけで何人かのサポーターとすごく親しくなり、また主人の親友がクラブのマーケティング部の主任を勤めていて近しい存在で

    もしもあのゴールが入っていたら・・・ | gol.<ゴル>
  • メデジンの悲劇 | gol.<ゴル>

    ブラジルのサッカーチーム、シャコペエンセを乗せた飛行機の墜落事故。 チームは、南米王者を決めるコパ・スダメリカーナ決勝第1戦に向かう途中だった。 シャコペエンセは国際的にはほとんど無名で、創立も1973年という若いクラブ。 サンタカタリーナ州のシャペコーという人口20万人ほどの町を拠地としている。 78,79年は全国選手権に出場したがその後降格し、一昨年、35年振りの復帰を果たした。 その後は目を見張るような躍進で、南米王者にあと一歩と迫ったところでの悲劇だった。 監督はJリーグで神戸を指揮したカイオ・ジュニオール。 彼は決勝進出を決めた直後、「私のサッカー人生で最高の瞬間。今日死ねたら幸せだ」と喜びを語っていたが、今となっては悪い喩えだった。 飛行機には選手、スタッフの他、クラブ関係者と20名の報道陣が搭乗していた。 監督の息子マテウスも同行する予定だったが、パスポートを忘れたことで九

    メデジンの悲劇 | gol.<ゴル>
  • 横断幕の30年 | gol.<ゴル>

    アルゼンチンのスタジアムには横断幕がびっしりと掲げられる。 そのほとんどはペーニャ(私設応援団)の名が記されたもので、「我、ここにあり」をアピールしている。 それらに混じって選手個人を応援するものがあり、稀にメッセージ的なものも掲げられる。 先日は、「QUE VUELVAN LOS VISITANTES」と書かれたものを発見した。 「アウェイ(のサポーター)帰ってこい」という意味だ。 現在アルゼンチンでは、トラブル防止のためにアウェイのサポーターは入場禁止となっている。 アウェイチームが得点を決めると、スタジアムは異様な静寂に包まれる。 がっかりしたホームサポーターによる集団のため息でも聞こえそうだが、それすらなく、自分が今スタジアムにいるのが信じられないほどの静寂となる。 アウェイがゴールを決めたらアウェイサポーターが熱狂するというのが正しい姿であり、サポーター同士がチャントで丁々発止す

    横断幕の30年 | gol.<ゴル>
  • 替え歌の達人 | gol.<ゴル>

    89年3月、私がアルゼンチンにやって来て最初に行ったスタジアムはボカ・ジュニオルスのホーム、「ラ・ボンボネーラ」でした。 それまではサッカーの試合会場というと国立競技場での平穏な光景しか知らなかったので、ボンボネーラの周辺で早くもその異様な空気を感じた時には正直なところ怯みました。 サポーターは男性がほとんどでみんな恐そうだった(ように見えた)し、ライオットシールドを持った重装備の機動隊が立ち並んでいるし、騎馬隊もいるし、放水車まであるし。 一瞬「ここ、当にサッカー会場?」と疑ったほどです。 でも、スタンドに入った途端、場内の雰囲気にすっかり魅了されてしまいました。 その時の様子を、私は当時の日記にこう書いています。 「サポーターたちが太い声で絶えず歌い、腕を力強く突き上げて叫び、飛び跳ねるとスタンドが大きく揺れ動く。座ったまま呑気に何か飲みいしながら観戦している人なんていない。私がい

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