累計12億冊! 知られざる「ジャポニカ学習帳」のスゴさ:水曜インタビュー劇場(学習帳公演)(1/7 ページ) カブトムシ、クワガタ、ひまわり――。表紙に昆虫や花などが掲載されている「ジャポニカ学習帳」(発売元:ショウワノート)を一度は使ったことがある人も多いはず。 今から45年前の1970年に発売され、これまでの販売数は12億冊以上。1冊の厚さは約3ミリなので、12億冊で36億ミリ(3600キロメートル)の厚さになる。北海道の宗谷岬から、沖縄県の与那国島までの直線距離が3000キロメートルほどなので、一列に並べられたジャポニカ学習帳は、日本よりも長いということになる。 この分野でジャポニカ学習帳のシェアは50%ほどと言われているが、なぜ半世紀近くも売れているのだろうか。物心がついたときにはすでに使っていたので、「発売当初から爆発的に売れていたんだろうなあ」と思われたかもしれないが、実は違う