防衛省が西之表市馬毛島で進める米軍機訓練移転を伴う自衛隊基地整備は、12日で基地本体の着工から3カ月となる。真っさらな島を丸ごと南西防衛の一大拠点とする巨大事業だけに、同市2港のほか、鹿児島市など本土の少なくとも7港で大型の基礎部を造るなど「現場」が広がっている。大量の資機材を搬出する準備も進み、同省は工事をさらに加速させたい考えだ。 商業施設が立ち並ぶ鹿児島市新栄町や谷山港の沿岸部を進むと、海上で建設中の巨大な構造物が目に入る。防波堤や岸壁の土台となる「ケーソン」(大型の鉄筋コンクリート製の箱)の製作用台船だ。 ケーソンは幅20メートル、長さ30メートル、高さ20メートル前後。谷山港の2カ所では10階建てビルに相当する高さ30メートルほどの鉄筋の足場がそれぞれ組まれ、作業員が慌ただしく行き交っていた。近く夜間も含めた24時間態勢で製造する。 型枠が自動的に上昇してコンクリートを固める特殊
平安時代の武将・平将門の首を供養していると伝わる石碑「将門塚」(東京都千代田区大手町1丁目)のさい銭箱から現金を盗んだとして、警視庁が無職の男(75)=東京都中央区日本橋茅場町=を窃盗の疑いで現行犯逮捕していたことがわかった。男は容疑を認め、「生活費のために金がほしかった」と話しているという。 丸の内署によると、男は今月7日午前0時ごろ、将門塚に設置されたさい銭箱から現金4千円を盗んだ疑いがある。先端に両面テープをまいた針金を箱に入れ、紙幣を貼り付ける手口だったと署はみている。近くのビルの防犯カメラに一部始終が映っており、モニターを見ていた警備員から110番通報を受けて駆けつけた署員が現行犯逮捕した。 男は調べに対し「近くを散歩でよく通りかかり、お参りする人が多いから金があるのではないかと思った」と供述。「(逮捕されたのは)罰が当たったんだと思う」などとも話しているという。 将門塚をめぐっ
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