プレイステーション4に導入の可能性がある「1ハード・1ソフト」プロテクションは本当にゲーム業界を救うのか? 2013年の年明け早々から海外のゲーム系ニュースサイトで話題の中心を占めているのは、プレイステーション4(PS4)に導入されるのではないかとの見方が有力視されている「1ハード・1ソフト」プロテクションに関する特許をソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンが昨年秋に出願していたと言うニュースでした。 同様の技術に関しては、同社が1994年に初代PSを発売した当初より特に日本国内で再販価格維持(定価販売)・中古品売買禁止を販売戦略の二本柱としてサードパーティーの圧倒的支持を取り付け任天堂を業界首位から追い落とす原動力となったことは広く知られていますが、メーカーと小売店の間で争われた法廷闘争は2002年に最高裁でメーカー側の全面敗訴に終わり、その後は特に表立った動きは見られませんでし