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ブックマーク / www.bookbang.jp (5)

  • 『戦メリ』を超える曲はもう目指さない ガン闘病中の坂本龍一の心境 | ニュース | Book Bang -ブックバン-

    音楽家の坂龍一(70)が現在、ステージ4のガンとの闘病中であることは、前回の記事でお伝えした通り。これは文芸誌『新潮』7月号で開始した連載「ぼくはあと何回、満月を見るだろう」で人が明かしたものである。最近よく頭に浮かぶ言葉がタイトルの由来だというこの手記には、病状の深刻さとは裏腹に、どこかユーモラスで達観したようなテイストが漂っている。また、ファンにとっては興味深い音楽に関連するエピソードも多い。 今回は、この中から、音楽にまつわる記述を一部、抜粋してご紹介してみよう。 気が狂いそうになった音楽、涙した音楽 2021年1月、坂は直腸ガンの最初の手術を受けた。その直後から悩まされたのが「せん妄」だ。もっとも酷かったのは、手術の翌日で、なぜか韓国の病院にいると思い込んでしまっていたという。他にも様々なせん妄に悩まされたというが、音楽と関係したこんなせん妄も。 「財津一郎の歌う『♪みんな 

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  • 坂本龍一「ステージ4」のガンとの闘病を語る | ニュース | Book Bang -ブックバン-

    2023年3月28日に逝去した音楽家の坂龍一(享年71)が、直腸ガンおよび転移巣の手術を受けたことを発表したのは、2021年1月のことだった。 2014年に患った中咽頭ガンはその時点で寛解していたが、2020年に新たにガンが発見されたのだという。もっとも当時のコメントには「すばらしい先生方との出会いもあり、無事手術を終えて現在は治療に励んでいます」とあり、さらに「治療を受けながら出来る範囲で仕事を続けていくつもりです」と仕事への前向きな姿勢を示していた。多くのファンは心配しつつも、安堵したことだろう。 しかし、実際の病状は、こうした前向きなコメントからは想像できないほど深刻なものだったようだ。診察した医師の口からは「余命半年」といった衝撃的な言葉まで飛び出していたのである。 文芸誌『新潮』2022年7月号から2023年2月号まで掲載された坂の連載「ぼくはあと何回、満月を見るだろう」には

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  • タモリさん、隈研吾の案内で国立競技場を巡る! | 対談・鼎談 | Book Bang -ブックバン-

    全国津々浦々を歩き回っているタモリさん。それなら国立競技場をご案内しましょうと、設計に携わった隈研吾氏が一緒にぐるりと。「地獄組み」というすごい用語まで出てきて、詳しすぎる建築談義にもり上がるのでした。さて、JR千駄ヶ谷駅に集合です! タモリ どうも、お久しぶりです。 隈 トーク番組でご一緒して以来です。 タモリ 案内だなんて、よくお時間がありましたね。 隈 それはこちらのセリフです(笑)。国立競技場は、私も関わった共同設計の体工事の区切りがいったん付きまして。すでに公開されていますが、いまはオリンピックに向けて放送中継やセキュリティー関係の設備工事などの真っ最中です。 タモリ それでまだ工事中なんですね。 そういえばこの千駄ヶ谷一帯は明治に入って、徳川のお屋敷だったんですよね(以下、カッコ内は編注 江戸城を追われた徳川宗家が、界隈10万坪ほどの敷地に暮らした)。いまでも確か電柱に「徳川

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  • タモリがジャズについて語る 村上春樹訳の評伝『スタン・ゲッツ』を読んで | レビュー | Book Bang -ブックバン-

    タモリさん 天才的ジャズテナーサックス奏者スタン・ゲッツの克明な伝記。ジャズファンなら必ず聴いているはずだがそれ以外の方なら、ボサノバの名曲「イパネマの娘」でテナーを吹いている人といえば思い出してくれるでしょう。ジョン・コルトレーンやマイルス・デイビスのようにジャズに革命を起こしたミュージシァンではないが、その時代に応じてまたその時の共演者によって美妙に反応し影響を受けながら自分の魂を深めていくジャズマンだ。その才能が見事に開花したのが「イパネマの娘」。ボサノバという当時ブラジルの片隅で生まれたポルトガル語でしか歌われなかった音楽を、全く無名の歌手アストラッド・ジルベルトに英語で歌わせジャズに巧みに取り込んで世界的にヒットさせた。これはジャズ史上最も多く売れたレコードのひとつで一九六五年グラミー賞において投票の結果ビートルズの「抱きしめたい」を抜き最優秀レコードに、またボサノバを創った一人

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  • いつも親子は“真剣勝負” ジェーン・スー×しまおまほ | 対談・鼎談 | Book Bang -ブックバン-

    父と、20年前に他界した母のことを書いたジェーン・スーさんと、『マイ・リトル・世田谷』などで家族のことを綴ったしまおまほさんが、腹を割って親と子の関係について語ります。 「ひとり娘」の苦悩 スー しまおさんと私の共通点は、ひとりっ子であることですね。うちの両親は放任主義でしたが、それでも常に四つの目で監視されていた記憶があります。ひとりっ子って、どうしても親子の密度が濃くなりませんか? しまお そうですね。しかも、うちは両親とも私と近い仕事をしているので、その内容が全部見透かされちゃう。 スー それはやりにくいですね。原稿の感想とかを直接言ってくるんですか? しまお ズバッと言う時もあるけど、大体態度でわかるから、いつも親の顔色を窺ってしまうところがあって……。 スー 色々と察してしまうんですね。 しまお もうガッチガチに察する娘です。 スー 何となくしまおさんは、自由に仕事して生きている

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