最近のハイレゾ対応USB DACなどでよくみかけるのが、「ASIO」対応という文言。日本では「アジオ」と呼ばれているもので、高音質なハイレゾ再生を行うのに役立つ規格だ。 さてこの「ASIO」だが、ここ最近のハイレゾブーム(?)に突入してから、多くのサウンドデバイスでサポートするようになってきた。基本的な機能は、前回取り上げた「WASAPI排他モード」と同様、Windows内部のミキサー(オーディオエンジン)を通さず、直接サウンドデバイスに信号を送れること。一見違いがないように見えるが、あえてメーカーが「ASIO」対応とアピールするのには理由がある。そのひとつは、高音質でハイレゾ音源を楽しめると言われており、人によってはWASAPI排他モード以上によく感じるほどだ。 最近では、DSDに対応したサウンドデバイスの多くがASIOに対応している。製品カタログ上にも、ASIOドライバーに関しての記載
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