前回、日本の「ZEH(Zero Energy House)」が全然ゼロ・エネルギーでないどころか、国際的なNZEB(Nearly Zero Energy Building)のはるか下をいく水準であるということからくる問題点を論じたので、それに関連して、現在国土交通省が推進する「まちなかウォーカブル」事業にも似た問題点を感じるという話をしようと思います。 https://www.mlit.go.jp/toshi/toshi_gairo_tk_000092.html「まちなかウォーカブル推進事業」とは、国土交通省によると以下のような目的の事業で、現状としては主に駅前の歩行者天国化イベントなどを「駅前ウォーカブル」として日本各地で行っているようです。 車中心から人中心の空間へと転換を図る、まちなかの歩いて移動できる範囲において、滞在の快適性の向上を目的として市町村や民間事業者等が実施する、道路・
