政府がサイバー攻撃に対応するため、新組織を設置してホワイトハッカーを採用・育成する方針を固めたという読売新聞の報道が海外メディアでも話題となっているようだ(The Japan Newsの記事、 The Registerの記事、 Softpediaの記事)。 プレスリリースなどは出ていないようだが、仮称「産業サイバーセキュリティ推進機構」とされる新組織は人材育成・事態対処部門と研究部門の2部門体制で、経済産業省の外郭団体として設置する方向だという。ホワイトハッカーを採用・育成するのは人材育成・事態対処部門で、インフラ事業者などへの対応策の提供なども行う。研究部門では最新のサイバーセキュリティ訓練の実施や、大学や研究機関、海外政府機関などと連携し、最新の脅威に対する防衛策を研究する。 昨年はウクライナでサイバー攻撃による大規模停電が発生するなど、社会インフラを狙ったサイバー攻撃の脅威が高まって