毎年8月にラスベガスで行われる世界最大のセキュリティカンファレンスであるBlack Hat USAが今年も開催されました。 今年のBlack Hat USAでは、1万1千人超の来場者が訪れ、110以上の研究発表が行われました。 FFRI代表の鵜飼が研究発表の審査員(レビューボード)の一員を務めています。 数多くの発表から我々が特に注目した発表についてご紹介します。 FFRIリサーチャーが注目した研究発表 自動車のセキュリティ Remote Exploitation of an Unaltered Passenger Vehicle クライスラーの Jeep をリモートから乗っ取り可能という脅威の実証が発表されました。 攻撃経路は Wi-Fi または携帯電話網であり、車載情報システム U-Connect が侵入口とのことです。 D-Bus を介してヘッドユニット上で任意コード実行可能にした後
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